1992年の大ヒット曲『もう恋なんてしない』が、2026年のいま、インドネシアで思わぬ形で再注目を集めています。きっかけは「槇原敬之がジョコ・ウィドド前大統領に似ている」という、なんとも自由な理由だったそうです。

YouTube公式MVにインドネシア語訳が追加される事態に

投稿によりますと、現地ではこの曲が謎の流行状態にあり、最近ついにYouTube公式MVにインドネシア語訳が追加されたとのこと。日本の名曲が、約30年の時を経て海の向こうで別の文脈で愛されているという事実に、タイムラインがざわつきました。

いいねは2万7000件を超え、リポストも7000件以上。日本人にとっては「言われてみれば…?」というレベルの偶然が、現地の人々の心をしっかり掴んでいるのだそうです。

「似てる…?」と首をかしげる日本のタイムライン

気になるのは、肝心の「似ている度合い」への日本側の反応です。

素直な疑問符が、多くの人の本音を代弁しているように見えます。

ジョコ氏が大統領になるずっと前から「ジョコ兄ちゃんの唄」というネタがあったという指摘もあり、現地での槇原さん人気には独自の歴史があるようです。

他にも「マッキーの他の名曲も流行ってほしい」「中華圏でもカバーされていた曲」といった声が寄せられ、楽曲そのものの普遍的な強さに改めて光が当たる流れにもなっています。

国境を越えていく名曲のたどる道

似ているかどうかはさておき、約30年前の日本のラブソングが、まったく別の理由で別の国の人々に届いているという事実そのものが、なんだか心温まる出来事です。名曲が時間と国境を越えていく姿を、しばらく見守りたくなる一件でした。