売上1位を維持していた漫画家・さちみりほさんが、電子印税の突然の激減を不思議に思い出版社に問い合わせたところ、社長が直接自宅まで足を運んで説明するという異例の展開になりました。そこで語られた内容が、知られていない業界の慣行として注目を集めています。
売上1位のまま印税が激減、その裏に隠れていた「上限の仕組み」
電子印税が半期100万を超えて以来、突然20万前後にまで落ち込んだというさちみりほさん。売上は1位のまま変わらないのに、なぜ印税だけがこれほど下がったのかは、問い合わせてみるまでわかりませんでした。
出版社への問い合わせを受け、社長が自ら自宅へ説明に来るという異例の対応が取られました。その内容は「売上が上限を超えたら他作家の赤字補填に回している」というもの。担当編集者もこの仕組みを知らなかったといいます。
話し合いの末、さちみりほさんの作品については今後の上限が外されることになりました。しかしそれまでに出版されていた電子書籍については、上限設定がそのまま継続される形となりました。
「編集も知らなかった」仕組みが照らす、電子書籍印税の盲点
今回の出来事が多くの人の目を引いたのは、**「編集も知らなかった」**という一言です。作家と日常的に接している編集者でさえ把握していなかった仕組みが、実際の印税額に影響を与えていたということです。
さちみりほさんが疑問を持ち、自ら声を上げたことで初めて表面化した今回の件。電子書籍市場が拡大する中で、印税の仕組みや契約内容を自ら確認することの重要性を感じさせます。知っているようで知らなかった業界の慣行、今日誰かに話してみたくなる発見でした。
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