漫画家の麻生海さん(@atyou23)が綴った、アシスタント時代のあるエピソードが反響を呼んでいます。カッターの刃を黙って直して渡したら、後で「謝ってほしい」と言われたという、なんとも忘れがたい思い出のお話。投稿には1万件を超えるいいねが集まっています。

寝不足続きの仕上げ作業で起きた小さなすれ違い

麻生さんによると、当時は数日間泊まり込みの仕上げ作業で、お互い寝不足が続いていたとのこと。刃が動かないと手間取っていた方のカッターを見ると、刃が二枚重なって入っている状態でした。自身もつい先日同じことをした経験から、黙って一枚剥がしてそのまま手渡し、自分の作業に戻ったそうです。すると、しばらく経ってから「謝ってほしい」と告げられてしまいました。

タイムラインを覆い尽くした「わかる」「えっ」の声

特に多くの人を驚かせたのが、なぜ謝ったのかという経緯を明かしたこちらの補足でした。

理不尽さを自覚しつつも気が収まらないという相手の心情に、思わず言葉を失ったという反応が並びます。

睡眠不足が続く創作現場特有の「気の使い損ね」に、同業者からも納得する反応が見られます。

普段の関係性と、当時の自分の振る舞いを冷静に振り返る言葉からは、麻生さん自身の柔らかさも伝わってきます。

懐かしさだけが残る昔々のひとコマ

麻生さんは続くツイートで「ほんと昔々のお話です。懐かしいだけです」と締めくくっています。短いやり取りの中ですれ違ってしまった当時を、今は穏やかに振り返ることのできるひとコマでした。疲れているときほど、ほんの一言を惜しまない大切さをそっと思い出させてくれるエピソードです。