「ちゃんと勉強しないとあんな仕事しか就けないよ」——子どもへの戒めとして使われがちなこの一言を、土木の現場で実際に言われた人の話がX上で大きな注目を集めています。投稿したのはFlying Zebraさん。マンホールから出てきた上司に向けられたという、何とも言えないエピソードでした。

マンホールから出てきた上司に投げられた一言

投稿者が土木業界に出向していた時期の話だといいます。点検作業を終え、マンホールから地上に出てきた上司に対し、通りすがりの親子連れがあの「お決まりの一言」を放ったのだそう。

言われた上司は気にする様子もなく、「オレ結構勉強したんだけどな」と笑っていたのだとか。実はその上司、東大で博士号を取得していた人物だったといいます。

「あんな仕事」という言葉が問い直される瞬間

この投稿には、いいね6万8千件、リポスト5千件超という大きな反響が寄せられています。土木業界では「あのフレーズ」が珍しくないという証言とあわせ、職業観そのものを考えさせる内容として広く共有されているようです。

現場の仕事に学歴や知識が不要と思い込むこと、そして子どもに何気なく投げかける「戒め」が誰かを傷つけうること。短いエピソードの中に、いくつもの論点が詰まっています。

笑って受け流した上司の余裕が残すもの

声を荒げるでもなく、「結構勉強したんだけどな」と笑ってみせた上司の姿が、この投稿に独特の余韻を残しています。誰かの仕事を軽んじる言葉が、どれだけ的外れになりうるか。読んだ人それぞれに考えるきっかけを残す投稿となっています。